戻る 資料 / 01 書籍 / 01-05 研究/批評書 Getting Up: Subway Graffiti in New York ゲッティング・アップ: サブウェイ・グラフィティ・イン・ニューヨーク 作者・著者 Craig Castleman (クレッグ・キャッスルマン) 出版元 MIT Press, ケンブリッジ, マサチューセッツ 年 1982 ISBN 9780262030892 サイズ(cm) 23.5 x 16 x 1.8 重量(g) 515 ページ 191 形状 ハードカバー 版 初版 解説 地下鉄のエアロゾル・ライティングを社会学の題材としてあつかった最初期の出版物のひとつ。「Getting up」とは、ストリートにみずからの名前を拡散的にかき残すという、ライティングのもっともコアにある実践を意味する用語である。著者はていねいなインタビューで、著名なリー・キュノネス (Lee Quinones)をはじめ多数のライターの声を拾い上げ、時はまだ未知数であったその知られざる世界に迫っている。9章からなる構成をとおして、ストリートでの実態にとどまらず、UGAやNOGAといったライターのグループが、早くも70年代からギャラリーでの展示に取り組んでいた様子も紹介される。また警察やMTA(ニューヨーク都市圏交通公社)など、ライティングを取り締まる立場の人びとにも取材がなされている。ストリートアートに関する研究は、しばしば反資本主義のロマンティシズムに染まる傾向があるが、本書はフィールドワークに立脚した客観的な記述により、ライターからも高く評価されたストリートアート研究の古典である。
解説
地下鉄のエアロゾル・ライティングを社会学の題材としてあつかった最初期の出版物のひとつ。「Getting up」とは、ストリートにみずからの名前を拡散的にかき残すという、ライティングのもっともコアにある実践を意味する用語である。著者はていねいなインタビューで、著名なリー・キュノネス (Lee Quinones)をはじめ多数のライターの声を拾い上げ、時はまだ未知数であったその知られざる世界に迫っている。9章からなる構成をとおして、ストリートでの実態にとどまらず、UGAやNOGAといったライターのグループが、早くも70年代からギャラリーでの展示に取り組んでいた様子も紹介される。また警察やMTA(ニューヨーク都市圏交通公社)など、ライティングを取り締まる立場の人びとにも取材がなされている。ストリートアートに関する研究は、しばしば反資本主義のロマンティシズムに染まる傾向があるが、本書はフィールドワークに立脚した客観的な記述により、ライターからも高く評価されたストリートアート研究の古典である。