データベースについて

 LGSA by EIOS の管理資料は、大山エンリコイサムがこれまで収集してきた資料を基盤としています。当初は個人の研究のためでしたが、その蓄積はやがて、ストリートアートをめぐる研究や言説の基盤として機能することに目的が変化してきました。LGSA by EIOS の開室にあたり、これらの体系的な資料は公的利用のための研究資源として公開されます。

LGSA by EIOSの開室にあたり、これらの資料は私的な蔵書の公開を超え、公共的な利用に開かれた研究資源へと展開されます。管理資料は、ストリートアートに直接関連する作品集・写真集・研究書に加え、「落書き」など路上の表現を扱う文献も含まれます。入門書から研究価値の高い貴重書まで幅広く、また書籍に限らず、フリーペーパー、展覧会フライヤー、関連プロダクトなど、多様な媒体を対象としています。現在の管理資料数は約500冊ですが、今後も収集を続けてまいります。

LGSA by EIOSのデータベースは、収蔵資料の書誌情報にとどまらず、ストリートアートをめぐる多角的な知識を参照できるよう設計をしています。前述の管理資料の情報に加えて、関連する用語解説、アーティストや研究者などの人物情報、施設情報なども収録し、相互に参照できる構造をもち、個々の資料を起点としながら、広範な言説や実践へと知見をつながっていくことを目的としています。

現在、本ウェブサイト上にてデータベースのベータ版を公開しています。運用を通じて改善と拡充を重ね、より充実した本運用へと段階的に移行していく予定です。研究者や学生はもちろん、関心を持つ幅広い利用者にとって、ストリートアート研究の基盤となるインフラの構築を目指しています。